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- vol.002 2026.3.30

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vol.002
ココロとカラダを磨くホルモンケア
女性のココロとカラダに深く関わっているホルモンの一つ「エストロゲン」は、肌のハリ、髪質、筋肉や骨、血管の状態など、女性らしさや健康を維持する大切な役割を担っているホルモンです。月経や妊娠・出産、そして更年期といったライフステージの変化とともに分泌量に大きな変動があり、それによって疲れやすさや気分の落ち込み、イライラなど、日常のささいな不調として現れることも少なくありません。そんなエストロゲンの働きを支えている存在の一つが、「テストステロン」。男性ホルモンとして知られていますが、実は女性にもわずかに存在していて、筋肉や骨を保ち、やる気や認知力を高めるなど、身体を維持するために欠かせないエネルギーを生み出しています。テストステロンは年齢とともに減少するものの、その変化は比較的ゆるやかであるため、エストロゲンが大きく変動する時期を支える存在であると考えられています。また、男性ホルモンの一部は皮下脂肪でエストロゲンに変換されるホルモンも存在します。体内では複数のホルモンが相互に影響し合いながらバランスを保っているため、健やかな状態を保つためには、特定のホルモンだけに注目するのではなく全体を捉えるホリスティック(包括的)な視点も大切です。
体には本来、体温や呼吸、ホルモンの状態などを一定に保とうとする仕組みが備わっています。この働きを支えているのが自律神経です。活動時に優位になる交感神経と、休息時に優位になる副交感神経がバランスよく切り替わることで、心身のコンディションは保たれているわけですが、過度なストレスや睡眠の質の低下、暴飲暴食(栄養の偏り)が続くと、このバランスが崩れやすい状態となり、結果としてホルモンの働きにも影響を及ぼすことになります。生活習慣は自律神経やホルモンバランスを支える土台。環境や習慣を変えるには、思っている以上に時間とエネルギーがかかるものです。食習慣、運動量、睡眠時間etc. 1日の過ごし方から休日の過ごし方まで、日頃の習慣を意識して快適なライフスタイルに近づけていきましょう。
